頼られたければ、まず頼れ|セラピストが体調不良から学んだこと

「頼られたければ頼る!」

今回は、2週間ほど寝込んだ私が「頼ること」の本当の意味に出会った出来事を綴ります。頼るって、弱さじゃなかった。むしろ、人に頼ることができる人こそ、信頼される。そんな気づきを、セラピストという仕事の日常からお届けします。

体調不良が引き出した「昔の自分」

今月初め原因不明の微熱が続きました。病院での検査では何も異常なし。そこまで症状がひどいわけではないので、私の中では過去の怖い記憶が蘇ってきました。

難病を患っていた頃の恐怖。
「また再燃したらどうしよう」
「子どもたちの世話、できるかな」
「仕事…止めたくない」

そんな不安がぐるぐると頭をめぐり、体のしんどさ以上に、心がどんどん閉じていく感覚がありました。当時の私は、人に頼ることが本当に苦手で「私が頑張らなきゃ」そう無理を重ねた結果、より症状を悪化させていた気がします。

頼った先にあった安心とつながり

今回は勇気を出して、家族に「助けてほしい」と伝えてみました。すると毎日、食事を作ってくれたり、子どもたちの世話を引き受けてくれたり…。さらに信頼しているセラピスト仲間にも連絡し、施術をお願いしました。

「こんな状態でも来ていいよ」
「頼ってくれてうれしい」

そんな言葉に、私の体も心もふわっと。あれだけ続いていた熱も、すっと引きました。頼るって、思ってたよりずっとあたたかくて、心強いものだったんですね。

「頼れる自分」が、「頼られる信頼」をつくる

私は普段、セラピストとして人のSOSに寄り添っています。今回、自分がSOSを出せなければ、本当の意味で人のSOSも受け取れないんだと痛感しました。SOSを出せない人の懐には本気では飛び込めないですもんね。頼ることは、決して甘えや恥ではない。むしろ、頼ることで信頼が深まり、関係が深まる。

そして頼るって相手に負担がかかるのが怖いんじゃなくて、弱い自分を晒すのが怖いだけだった。そんなことしたらカッコ悪い、情けない、ダサいっていう自己認知が自分をどんどん苦しめていたのね。

最後に|問題でなく「課題」として見れば、人生は優しい

仕事がうまくいかない、体調が良くない、人間関係に悩んでる、こんな人生のネガティブに見えること、それはただの「問題」じゃない。「今、何を学ぶ時なんだろう?」そう課題として捉えたとき、人生の風向きが変わり始めます。今回の私にとっての課題は「頼ること」。あなたにとっては、どんなテーマが浮かんでいますか?

がんばりすぎてしまう人ほど、「頼られたいなら、まず頼ってみよう」という言葉を、そっと届けたいです。きっとその先に、あたたかい安心と、あなたらしい道がひらけていくはずだから。

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