服を変えたらサロンもお客様も変わった|表参道でセラピストになるまでの話

「セラピストになるには、まず技術を身につけなきゃ」と思っていませんか?でも、私にとって最初の転機は、「服を変える」ことでした。ただおしゃれを楽しむという意味ではなく、「私は誰として生きたいのか?」「どんな人と関わって、どんな世界にいたいのか?」そんな自分の本質に気づくための、大きなきっかけになりました。

“ママ向けの私”に感じた違和感。求められる自分と本当の私のズレ

難病を経て、育児をしながら、小さな事業を始めた頃。仲間から「あなたはママ向けが合うと思う」と言われ、私もそうかなと受け入れていました。

ママ向けの言葉、ママ向けの講座、ママ向けの服。

でも、どこかに違和感がありました。私は「求められる私」にはなっていたけれど、「本当の私」は、そこにいなかったんです。

ちなみに当時の服はこちら。私なりにママ向けだけど、多分なりきれてもいない。柔らかい印象を出すためにパーマをかけてみたけれど、もともと直毛の私には強めの寝癖がついているようにしか見えない。 とっても中途半端な私でした!笑
素敵なカメラマンに撮ってもらったのに、うまく表現しきれていませんでした。

パーマをかけたけど、直毛の私には強めの寝癖にしか見えない
私なりのママ向けファッション with チンパンジー

“なりたい自分の服”を選んだら、人生も居場所も動き出した

そんなときに出会ったスタイリストさんに、「本当にそれでいいの?」と問われたことがきっかけで、私は「っぽい服」より、「なりたい自分が着ている服」を選ぶようになりました。

ちょっとエキセントリックで、妖艶な服。国内ブランドはほとんど似合わなくて、どこか非日常な世界観がしっくりきていました。

その服を着ていたら、「この私、表参道にいるべきだな」と思えて、新宿から表参道のサロンにすぐ移転。気づけば、自分の“立つ場所”まで変わっていました。

表現することを諦めていた私が、もう一度動き出せた瞬間

その後、プロフィール写真を撮る機会があり、スタジオでカメラを向けられた瞬間、私は無意識に踊っていたんです。半泣きで。病気をしてから封印していた「ダンス」が、自然と出てきた。

「あ、私、ずっともっと表現したかったんだ」

そんなふうに、自分の中の“本当の欲”に触れた瞬間でした。服を変えたことで、言葉も変わり、発信も変わり、「ママ向け」だったお客様は離れ、今は感性でつながる方たちが来てくれるようになりました。

そのとき撮った写真がこちら。上の写真の数ヶ月後です。

撮影風景

最後に

セラピストになるって、技術を学ぶことだけじゃない。「私は、こういう人間です」って、自分の在り方を整えることでもある。私にとって、それは「服を変える」という行動から始まりました。

たった一歩、クローゼットの中身を変えただけで、自分の人生が、そっと未来に引っ張られていきました。もし今、何か違和感を感じているなら、それは「本当のあなた」からのサインかもしれません。

3年後のあなたは、どんな姿をしていますか?
そんなあなたに、どんな服を着せてあげたいですか?
そんな感覚から、セラピストという生き方は始まっていくのだと思います。

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