仕事も家庭も「一人でやりきらない」って大事

昨夜、深夜のテンションで
あれこれしたくなり、
昨年の読書リストを読み返し。

振り返ってみると昨年は、
「チーム戦」
「コミュニティ」
「他人の時間」
というキーワードとよく出会いました。

例えば、この本では
「仕事は一人でやり切らない方が質が上がる!」と。


この本では
「人生デザインは誰かと共同創造するものだ!」と。


こちらでは、
「人間はもともと生物学的に一人では生きていけない」と。


こちらでは
「効率化すればすれば時間のなくなる」と。

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これは何かのお告げだと思い、
今日は「何でも一人でやり切るのがかっこいい」
という長年の私の呪縛について書きます。

何でも一人でやるのがかっこいい!…のか?

子供の頃から一人で達成できるものが好き。
バスケやサッカーなどの集団競技より、
跳び箱や体操などの個人競技を好んで
音楽はみんなで合唱するのが嫌で、
いつも伴奏者をやりました。

仕事も一人で完結できる
営業という職を選んだ。
次に始めたライターの仕事も
インタビュー以外は基本一人。

いつの間にか
一人でやり遂げることが
習慣になり、
それが美学と
なっていきました。

心の奥はコンプレックスだらけ

でもその奥には、
こんな思いもありました。
人に頼るのが心底苦手。
「手伝って」と言えない。
チームメンバーに
ダメなところをみられたくない。

家事も育児も仕事も
こんなんだから、
自分一人で勝手にやっておいて、
疲れ切って
周りに無駄な罪悪感を与える
困ったやつ。

何でも一人でやりきるって非効率

自分も相手も疲れさせる状況を
改善するため、昨年は
あえて一人でやるのをやめてみました。
頑張ればできそうなことも
人に頼ってみました。

お金が介在する
ベビーシッター、家事代行などの
アウトソーシングは意外と気楽。
お金払ってるんだからと
自分に言い訳ができるから。

でも金銭関係の発生しない
家族や友人に
頼るのは難易度が高かった。
相手の時間を
奪っているのではないか
という不安があったから。

それでも
少しずつ自分でもできるけど
やってもらった方がいいことを
頼むようにしてきました。

すると
私がめちゃくちゃ頑張らないと
できないお金の管理を
夫は何なくできたり、

私がミスりまくりの請求書作成を
ノーミスでやってのける
後輩に出会ったりした。

効率的に一人で全てやろうとした結果、
実はとっても非効率なことをしているじゃないか。

何でも一人でやりきらないメリット

あえて人に頼ることを
心がけていると、
人に頼った方がいいことと
自分でやった方がいいことが
見えてくる。
つまり自分の得意、苦手が分かります。

また人って本質的に
頼られるのが嫌いじゃない。

だから頼ること自体が
コミュニケーションになるし、
そこで信頼関係が生まれる。

だからこそ、
私が頑張らないと!
と、仕事や家庭で
ついつい一人で頑張ってしまう人、
たまにはあえてお願いしてみてください。

自分の得意や苦手に気づき、
新しいコミュニケーションが
生まれるはずです。

頼るのもスキルなので、
やっているうちに
できるようになります。

今日は牡羊座新月。
何かを始めてみるのに絶好のときです。
このタイミングで
どうでもいいことを
誰かにお願いしてみましょう。

私は嫌いな
子供の送迎を夫にお願いする予定です。

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